AWS Recent Announcements(6/17)

はじめに(定型文)

AWSのUpdate情報の中で、個人的に気になったものをピックアップします。
(Update以外でも新しく知った情報や、たまにAWS以外の情報も記載するかもしれません)
※日本語は反映が遅いので基本英語版で見ています
 

UI Improvements in AWS Budgets

AWS BudgetsのUIが改善されました。
この手の更新はいつも触っているものでないとどう変わったのか実感が持ちにくいですが、どうも概要(一覧)の画面で予算の詳細(設定した予算のうちどこまで消費されているか等)が表示されるようになったようです。
 
(画面例)

 
またこれは知らなかったのですが、BudgetsはAWSのコスト以外にもサービスの使用量に対してもアラートを設定することができ、たとえばS3のAPIが呼ばれた回数やInbound/Outboundの通信量に対してアラートを設定することも可能のようです。
(特定のサービスが使われ過ぎていないかなどをチェックするのが目的。あまり直感的に理解しやすい情報ではないのでコスト監視の方が良いと思いますが)
 

AWS Config now supports 15 new resource types

AWS Configでサポートされるリソースタイプが追加されました。
気になったのは「AWS::ElasticLoadBalancingV2::Listener」で、たとえば意図しないポート(HTTP:80など)が公開されたのを検知してアラートorアクションを実行するようなケースはあり得るかと思いました。
 

Amazon Aurora Serverless v1 supports in-place upgrade from MySQL 5.6 to 5.7

Aurora Serverless v1でin-placeでのアップグレードが可能になりました(MySQL)。
Aurora Serverlessはバージョンの制約が強いので「そういえばアップグレードできなかった」と今更ながら気付きました(in-placeなのでエンドポイントが変わらないのもメリット)。